2017年9月2日

Windows:共有フォルダの移動や削除を防ぐアクセス許可設定

想定環境:
ファイルサーバー:Windows server 2008 R2
クライアント:Windows7 Professional
 
1 基本形
共有フォルダー構造:
「共有ルートフォルダー」
   └ 「第一階層フォルダー」
        └ フォルダー、ファイル
 
要件A:クライアントPCのユーザーが、「第一階層フォルダー」そのものの移動、削除、名前変更をできないようにする。
要件B:クライアントPCのユーザーが、「第一階層フォルダー」の中では、フォルダー、ファイルの作成や削除、変更を行えるようにする。
 
要件A、Bを、「フォルダーのアクセス許可」設定で実現します。
 
まず必要条件から。
既存データのない、新しいフォルダー構造を作ることを想定します。
 
要件Aに必要なこと:
 
・クライアントPCのユーザーに対して「第一階層フォルダ」の「このフォルダー」の「削除」が許可されていないこと
・クライアントPCのユーザーに対して「共有ルートフォルダ」の「このフォルダー」の「サブフォルダーとファイルの削除」が許可されていないこと
 
両方が許可されていないことが必須です。どちらか一方でも許可されていると、「第一階層フォルダー」に対して移動、削除、名前の変更ができます。
 
要件Bに必要なこと:
 
・クライアントPCのユーザーに対して「第一階層フォルダー」の「このフォルダー」の、「フォルダーの一覧/データの読み取り」「ファイルの作成/データの書き込み」「フォルダーの作成/データの追加」が許可されていること。
 
必要条件です。
 
・クライアントPCのユーザーに対して「第一改造フォルダー」のなかのファイル、フォルダの「削除」許可を付与するために、「第一階層フォルダー」の「サブフォルダーとファイル」の、「削除」が許可されていること(結果として、新規作成するフォルダーとファイルに「削除」が許可されます)。
・クライアントPCのユーザーに対して「第一階層フォルダー」の「このフォルダー」の、「サブフォルダーとファイルの削除」が許可されていること。
 
どちらかの許可が必須です。 
 
続いて、ケースを想定して具体的に説明します。
(更新継続)